ヤママユガ科

2009年10月13日 (火)

毒蛾じゃないよ、クスサンだよ

0910131
クスサン。なんだか人の名前を呼んでいるようです。名前からすると楠を食べる蚕のようですが、図鑑に書いてある食草はクリ、クヌギ、コナラ、ケヤキ、エノキ、リンゴ、ナシ、サクラ、イチョウ、クスノキ…と多種多様でした。蛾を名前で判断してはいけませんね。

それにしても大きな蛾です。翅を広げると軽く10センチは超えます。色が色なだけにドクガのような印象も否定できません。手に載せて羽ばたくのを見ていたら“モスラ”を思い出しました。いかにもバサバサと羽音がしそうなんですもの。

●クスサン/Saturnia japonica japonica
ヤママユガ科ヤママユガ亜科

参考サイト:みんなで作る日本産蛾類図鑑
http://www.jpmoth.org/
参考文献:保育社『原色日本蛾類図鑑 下』
(2009.10.11/石岡市)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月20日 (木)

蛾嫌いになるのは親のせい?

0908201
蝶が美しいのは一般常識。でも、蛾が美しいのは常識ではありません。そこが不思議です。この蛾はとてもきれいだと思うのですが、ほとんどの人はそうは感じていないようす。

この蛾は、常磐道の下り・日立中央パーキングにいたものです。トイレの近くにいたこともあり、多くの人が目を留めていました。みなさん「えっ!」とか「ぎょっ!」みたいな反応をして通り過ぎていきます。誰一人「わぁ〜キレイ!」なんて言う人はいませんでした。

唯一、わが家の子どもたちだけが「わぁ〜蛾だぁ!」と興味深げにかがみ込んでいました。わが家の子どもたちはそれほど蛾を嫌がりません。私がよくさわっているのを見ているせいか、嫌悪感はないようです。つまり、親が「蛾は嫌なもの」と教えなければ、子どもたちも普通の虫と同様に興味を持つような気がします。勝手に言わせてもらえば、多くの人たちの蛾嫌いは教育の結果なのではないでしょうか? (これと同様のものに蜘蛛嫌いがあります)

さて、この蛾の名前ですが…

こちらはシンジュサンです。お恥ずかしい話ですが、シンジュサンのシンジュは、真珠だと思っていました。「真珠のように美しいから、この名前がついたんだぁ。ふ〜ん」なんて、勝手に思っていた私。もちろん、これは間違い。シンジュは樹木の名前です。幼虫の食草がシンジュ(ほかにもニガキ、キハダ、ヌルデ、モクセイなども食べるようです)だから、この名前がついたようです。

蝶より美しいと言うのは独断的ですが、そう思わずにはいられない不思議な魅力が蛾にはあります。その魅力ってなんなんでしょう? 種類数の多さでしょうか、それとも模様のバリエーションの豊富さでしょうか、蝶よりも見かける機会が少ないという希少性でしょうか。今後も蛾の魅力について、考え続けていこうと思います。


●シンジュサン/Samia cynthia pryeri
ヤママユガ科ヤママユガ亜科

参考サイト:みんなで作る日本産蛾類図鑑
http://www.jpmoth.org/
参考文献:保育社『原色日本蛾類図鑑 上』
(2009.8.2/日立市)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月23日 (水)

オオミズアオ

0807231
アスファルトに横たわっていました。オオミズアオの翅の色を見ると澄んだ湖が思い浮かびます。そういえば、福島にある五色沼にこんな色をした沼があったような、なかったような…


●オオミズアオ/Actias aliena aliena
ヤママユガ科ヤママユガ亜科

参考サイト:みんなで作る日本産蛾類図鑑
http://www.jpmoth.org/
参考文献:保育社『原色日本蛾類図鑑 上』
(2008.7.4/石岡市)

| | コメント (0) | トラックバック (0)