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2012年7月 1日 (日)

白いリボンの妖精

1207011

蛾の種類にヒゲナガガ科があります。この科の蛾はみんな長い触角を持っています。


自分は毎年、5月から6月頃にヒゲナガガ科の蛾をよく見かけます。


この蛾の飛翔は、他のどの蛾よりもゆっくりで、じっと見ていると静止しているかのような錯覚に陥ります。翅は激しく羽ばたいているのに前に進まない。そんな飛び方です。長い触角が空気抵抗を強めているようです。


彼女たちの姿は、まるで空気の川を泳いでいるかのよう。


本人たちは必死なのでしょうが、見ているものにとっては優雅な飛翔にも見えてしまいます。


学名は「糸を持つ蛾」を表しているようです。糸とは長い触角のことではないでしょうか。

●クロハネシロヒゲナガ/Nemophora albiantennella
ヒゲナガガ科 亜科和名は未定


参考サイト:みんなで作る日本産蛾類図鑑
http://www.jpmoth.org/
参考文献:保育社『原色日本蛾類図鑑 上』


(撮影:2012.5.13/土浦市)

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