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2011年6月27日 (月)

白と黒と灰と/モノトーンデザインの妙

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蛾のなかには白黒の地味なものがいます。そんな蛾たちは華やかさには欠けるものの、妙に高貴な印象を与えたりするものです。


潔いデザインというのでしょうか、変に記憶に残ったりするんですね〜


子どもの頃、マサキに止まっていたユウマダラエダシャクをよく見かけました。「おどろおどろしい蛾だなぁ」と不気味に感じていた自分を今でも思い出します。その記憶が鮮烈に甦るのが、写真のような地味な蛾を見た瞬間。


そうなんです。私の場合、記憶の扉を開くものが蛾だったりするわけです。蛾が嫌いではないのは、そのあたりに理由があるのかもしれません。


こちらの蛾はユウマダラエダシャクではなく、ウンモンオオシロヒメシャクのようです。こんな模様や色を美しいと思えるのは、もしかすると幸せなことなのかもしれない…と思うようにしています。


●ウンモンオオシロヒメシャク/Somatina indicataria morata
シャクガ科ヒメシャク亜科


幼虫の食草はスイカズラ科の植物のようです。スイカズラやオオバヒョウタンボクという名前が挙がっていました。スイカズラなら茨城県南部にいっぱいありますから、この蛾もいっぱいいることでしょう。


参考サイト:みんなで作る日本産蛾類図鑑
http://www.jpmoth.org/
参考文献:保育社『原色日本蛾類図鑑 上』


(撮影:2011.6.12/土浦市)


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